インプラントのよくある質問
汐入駅前歯科の患者様からインプラント治療に関して、よくいただくご質問を掲載しています。
インプラントとはどのような治療ですか?
インプラント治療は、あごの骨にチタン製のネジのような人工歯根(インプラント)を埋め込み、 その上に人工歯を装着する治療です。1本の歯が歯根から丸ごと再生され、失った歯のところに、そのまま置き換わります。
天然歯と同じように固いものでもしっかり噛め、見た目も、ご自分の歯とほとんど変わりません。こうしたことから、インプラントは「第2の永久歯」と呼ばれています。
インプラントのように失った歯根から歯をそっくり再現させる治療は、これまでありませんでした。インプラントは、独立した1本の歯として機能するだけでなく、何本かつなげることで、多数歯欠損や歯が1本もない無歯顎にも対応できます。1本の歯から、すべての歯を失った患者様まで、どんな歯の状態でも受けられる治療です。
インプラントは何本必要ですか?
患者様方は、歯を失った部分にインプラントを埋入すると考えているかもしれませんが、インプラント治療の本来の目的は、患者様によりよい口腔環境を提供することが目的です。
インプラント治療で大事なことは、必要最低限のインプラントをいかに高いクオリティで入れられるかです。
ほとんど歯がないような状態でも、数本のインプラントを活用するだけで高い口腔環境を得られることもあります。
インプラントはどれくらいもちますか?
インプラント自体は金属(チタン)でできていますから、何年たっても変化・変質することはなく、もちろん虫歯にもなりません。変わるのは、それを入れている生体のほうです。
インプラントは正しくメンテナンスすれば一生もちますし、これまで、40年以上もったという例もあります。これは初期の頃のインプラントですから、いまの進化したものならもっと長持ちするでしょう。
ただし、それはあなたがどれだけ自己管理できるかにかかっています。食後の歯磨きをきちんと行い、定期的にクリニックでメンテナンスを受けましょう。
インプラント治療は、どんな人でも受けられますか?
インプラントは安全な治療ですから、普通に生 活している人ならどなたでも受けることができます。
ただし、放射線治療中の方、糖尿病などの方は、一度主治医にご相談ください。
手術の適応については最初のカウンセリングで患者様のお話をよくお聞きし、最終的な判断をします。
顎の骨が痩せていると、インプラント手術は無理ですか?
インプラント治療において、顎の骨の状態はとても重要なポイントです。加齢、歯周病、長く入れ歯を使用していたなど、様々な原因で顎の骨が痩せていきます。
インプラントを埋入するのに十分な骨がない場合は、口の中の他の部分から骨を移植したり、代用骨を使用して再生させたりして、インプラントを埋入できるようにすることができます。
移植した骨が早く固まるよう、患者様ご本人から採取した血小板を凝縮したものを骨に混ぜて移植するなど、汐入駅前歯科では高度な外科技術を提供できます。