優れた技術と設備

汐入駅前歯科&ザ・プレミアムインプラントでは、症例に応じて専門の麻酔科医と連携し、全身管理をした上で部分麻酔を行います。静脈内鎮静により、うたた寝の状態で、痛みの少ない手術を行います。

過去の治療で痛い思いや辛い思いをした方でも、安心して手術に臨んでいただける状態をご提供することが可能です。

歯科医の中には、麻酔も手術も一人で行うドクターがいますが、手術をしながら患者様の状態に気を配るのは、正直困難です。

汐入駅前歯科&ザ・プレミアムインプラントでは安全な手術をするために、歯科医、麻酔科医、器具出しをするスタッフ、バキュームをするスタッフなどを明確に分けています。

複雑なインプラント治療(難症例)の場合

より高度のインプラント技術を必要とする難症例の場合、Dr山口Dr高橋麻酔科専門医Dr櫻井の3人チームを組んで行っています。

そうすることで、どんな症例であっても安心してインプラント治療に臨める環境を常に整えております。

汐入駅前歯科&ザ・プレミアムインプラントでは、患者様の安心を一番に考え、インプラント治療を行っています。

衛生面に関して

インプラントのような、高度な歯科治療、手術に対応するため、最先端の消毒機材(写真)を完備させ、衛生管理を徹底させることで、治療を受ける側も、治療を行う医師自身も安心して治療を行うことができます。

また、完全個室の手術室も完備しておりますので、より高い衛生管理がされた中での手術が可能になっております。

インプラント手術は1時間前後で完了!そのまま帰ることができます!

手術と聞くと大げさに聞こえますが、インプラント手術は手術というほど大掛かりな手術ではありません。あっという間に終わり、その日のうちに帰れます。

インプラントの本数が多い場合や、骨造成などの処置が必要な手術は、もう少し時間がかかりますが、それでも1時間前後で完了します。

無事にインプラント手術が終わったあとは、麻酔から回復するまでゆっくり休んでいただき、基本的に入院の必要もなく、そのまま帰ることができます。

手術をしたその日から普通に食事を摂ることも可能!

手術からセラミックが入るまでの期間は最短で10週間で完了します。骨の状態、手術の方法、難易度により期間は変わります。患者様の骨の状態によって期間が前後することもありますが、技術や機器の向上により、年々治療期間は短くなっています。

さらに早い治療法として、手術したあとすぐに仮歯をつけ、すぐに噛める状態にする即時荷重というインプラント法もあります。

インプラント手術をしたその日から食事ができるのは患者様にとっては嬉しいことですが、なるべく歯に負担の少ないものを食べる配慮さえすれば、普通の食事をすることができます。

山口がインプラント治療を始めた本当の理由

 私がインプラント治療を始めたきっかけは今から22年前、汐入駅前歯科を開業する前の1996年、相模原市の歯科医院で勤務医をしていた時代にさかのぼります。
当時私の母はかつて久里浜中学校で数学の教師をしていた時の教え子が歯科医師として地元で歯科医院をしていたため、かかりつけとして歯科治療を受けていました。62歳の時にやむを得ず、左下の奥歯2本を抜かざるを得ないほど悪くなり、残念ながら2本抜歯になりました。
下の大臼歯2本を失ったということは、かみ合っていた上の大臼歯2本もかみ合う相手の歯を失ったので噛むことができなくなります。つまり、下の歯を2本失うということは上下4本の歯を失ったこととまったく同じことなのです。

 かかりつけの歯医者さんで入れ歯を入れてもらいましたが、「食べたいものを噛むことができない、無理に噛むと痛くて食事どころではない」、こんなつらい日々が続いていたようです。
母は初めは「奥歯がなくなったのだから仕方がない」と現状を受け入れていましたが、食べたいものが食べることができない毎日の食生活にいよいよ我慢限界となり、私に相談してきました。
「これから20年以上の人生、食べることが大きな楽しみの一つなのに、こんな食生活では人生の残りの楽しみの大部分が失われてしまう。先月の箱根旅行でもせっかくおいしいお料理が並んでいるのに楽しむことができなかったのが本当に残念だったわ。」と。
とくに「大好きな草加せんべいをもう一度食べたいわ。」と言っていました。

母の残りの人生を母が何でも食べることができる楽しい食生活をプレゼントしたい、それが最高の親孝行になる!と考えて母の左下の奥歯にインプラントを入れて、もう一度大好きな草加せんべいを食べられるようにと「草加せんべいプロジェクト」を開始しました。
そう決意したものの大きな問題は勤務していた歯科医院ではインプラント治療をやっていなかったこと。
1996年当時はまだまだインプラント治療は一般的ではありませんでした。

 そこで、院長に直談判。すべて機材は自分でそろえるので、インプラント治療をやらしてほしい!とお願いしたところ、そこまでいうのならと承諾してくれました。
いよいよ「草加せんべいプロジェクト」のスタートです!
1996年6月のことでした。

 まずは、インプラントの勉強です。学生時代、大学ではインプラントの治療技術は教えてくれません。卒業してから自分で学ぶものなのです。準備期間には多くの研修会に参加しました。
インプラントの研修会は、実習がつくことが多いのでたいていが6~8名の少人数制。研修会費用も高額です。
インプラント治療で世界でも名前を知られている著名な先生方の研修をいくつも受けました。研修は基本から学び、実習はプラスチックの顎の模型や豚の顎の骨を使ってインプラントの植立を繰りかえしました。
「草加せんべいプロジェクト」は1年間の技術研鑽期間を経て、いよいよ最後の仕上げとして当時インプラント治療で日本では5本の指に入ると言われた飯島先生(現東京歯科大学客員教授)にお願いして実際の手術見学をさせていただき大きな学びを得ることができました。
そしていよいよ1997年6月、母の左下に2本のインプラントが無事に植立されました。
私にとっても母にとっても大きな大きな第一歩でした。

 わたくしはその後もインプラント治療の研鑽のために海外に多く足を運びました。ハーバード大学インプラント科、キョンヒ大学インプラント科(韓国)、マロクリニック(ポルトガル)、ジュネーブ、ミュンヘン、アモイ(中国)、シンガポール、バリなどなど多くの学会にも参加し、進歩するインプラント治療の技術を習得してきました。
とくにハーバード大学の研修では、世界的に著名なウェーバー教授の前で私の患者様のケースプレゼンテーションを英語でする機会がありました。とても緊張しましたが、私のインプラント人生の中でも大きな経験、財産になりました。

 さて、62歳だった母は85歳になりましたが、おかげさまで元気です。いまでも入れ歯のお世話になることもなく、20年前に入れたインプラントも自分の歯と同じように機能しており、今でも大好きな草加せんべいを楽しんでいます。
先日、私が食べて感動的した青森の「こみつ」というリンゴを送りました。「こみつ」は写真のように輪切りにして食べるとより美味しく味わえる蜜入りリンゴです。 母も輪切りにして食べたそうです。喜んでくれました。

 母にとってもインプラントを入れるということは大きな決断だったかもしれませんが、そのおかげで20年以上食べたいものが食べることができる、楽しい食生活を手に入れることができました。 インプラントの目的は「入れること」ではありません。
インプラントの目的は、「生涯何でも食べることができる、楽しい食生活」を享受するため。 私が母に送ることができた唯一の親孝行です。

横須賀プレミアムインプラントセンターが選ばれている6つの理由

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