コンセプト

歯を失うと

ご自身の身体の一部を失うことは、想像以上の不便さやストレスを与えます。歯も例外なく、好きなものを食べることや、歯ごたえや食感を楽しみ、食事を味わう喜びを奪ってしまいます。

他にも、友人と会話を楽しんだり、歌ったり、笑顔を見せることですら、歯を失ったことにより、それを気にしてしまい上手く表現することが困難になります。

もちろん、そういった方全てにインプラント治療を勧めるわけではなく、他の治療法として、入れ歯（義歯）やブリッジという選択肢もあります。

第二の永久歯と言われるインプラントを選択する意義

永久歯を失ってしまった際、顎骨の中にインプラントを埋め込み人工歯根として、その上に人工歯をかぶせるというのがインプラント治療です。

インプラントを用いるメリットは審美的な面で考えても、自然な白い歯、美しい歯並びを実現し、素敵な笑顔で生活することができるようになります。お孫さんと同じものが食べられるようになった！と患者様からの嬉しいお言葉をいただくこともあります。

また、従来の治療法と比べても、とても利点が多い治療法だといえます。インプラント治療は、人工歯根と人工歯をしっかりと接合しますので、安定感があり、まるで天然歯のように、前記したような不便さやストレスから開放されます。さらに、歯茎や顎骨にきちんと荷重がかかるので、顎骨の萎縮を防ぐことができます。

ただし、インプラント治療ができない、難しい状態の患者様も中にはいらっしゃいます。だからこそ、診査・診断をしっかりと行い、その患者様にインプラントが適用できるかどうか、どういった治療方法が適切なのか、入念な治療計画を立て、それを実施することで、最大限にインプラントの利点を引き出すことが可能になるのです。